カンファレンススタッフの時に持っていったら安心だったものリスト
こんにちは、れれのーとです。
技術系カンファレンスが多くなってきた最近、みなさまいかがお過ごしでしょうか。4年か5年くらいスタッフとして参加した経験から「スタッフの時にこれを持って行ったら安心だったぞ!」と感じたものをつらつらと挙げてみます。 ※モバイルバッテリーを追加しました
担当ポジション
受付担当9割、セッション担当1割くらい。
持って行ってよかったもの
小さくて身につけていられるバッグ
カンファレンス会場内を上へ下へ左へ右へと移動することが多いです。
という条件を満たすバッグがあると貴重品の紛失・盗難の心配が少なくて済むのでおすすめです。ヒップバッグは狭い通路で人とすれ違う時など引っかかることがあるので大きさには少し注意が必要。
はおりもの
会場や季節によりますが室内の冷房が強いことがたまにあります。パーカーやカーディガンなどのはおりものが1枚あると安心です。また、おうちに帰れる時間は夜で冷え込むことがあるのでそういうときにも安心です。
服を2-3枚程度収納できるバッグ
スタッフTシャツを着用することがほとんどのため、家から着ていった服と、前述のはおりものを収納できるバッグが必要です。 余談ですが、カンファレンス帰りに東京駅で東京ばな奈買ったりとか、おみやげを買っていれるのにも便利です。
ペットボトルカバー
カンファレンス参加者の数に比例してスタッフの数も多くなります。多くなればなるほどペットボトル飲料のチョイスも被ります。ペットボトルカバーやホルダーなど、自分のペットボトルとわかる目印があると安心して水分補給ができます。とはいえ、服収納用バッグにいれる方法でもこの要件は満たせます。バッグに入れる場合、特に夏場は水滴で他のものが濡れないように薄手のタオルや手ぬぐいが1枚あるといいです。余談ですが、選ばれたのは~で有名なお茶飲料が私は大好きです。
ボールペン、紙
メモ用です。小さくて身に着けていられるバッグに収納できると最高です。万が一備品に紛れて紛失したときに後悔しないよう、高級ボールペンは避けた方が無難かと思います。特に受付だと配布資料やネームホルダーなど机上の物が多くて紛れやすいので放置すると危険です。
モバイルバッテリー
スマホを多く使うときはぜひ。
軍手(すべりどめつき)
会場設営をすることがある場合は軍手があるといいみたいです。
履き慣れた靴
- 立っている時間が長いときがある
- 机や椅子を移動したりすることがある
ということで、履き慣れた靴を履いていることが多いです。
(特に女性向け)Tシャツインナーの着用
スタッフTシャツですが透けやすいものに当たることがあります(色が薄い、布が薄いなど)。キャミソールやタンクトップ、その他シャツなどTシャツインナーの着用をおすすめします。ぽんぽん冷やしやすい方も着用をおすすめします。
チラリズムを誘発しないボトムス
かがんだときにチラリズムを誘発しないボトムスだと安心して配布物補充作業に集中できます。
ハンカチ・ティッシュ・ばんそうこう
ごはん食べるときに手を汚したりすることもありますし、鼻水がでるかもしれない。 絆創膏は(><。ってなるから書かないけど)ちょっとやらかしたとき用。2枚以上あれば靴擦れにも対応可能。
(雨の場合)タオル・靴下・ビニール袋
濡れるので。ビニール袋は濡れたものをいれるときに必要。あと、突然吐き気を催した時にも使えるし普段から1枚バッグに忍ばせておくとグッジョブです。
あとがき
後半は完全にスタッフ関係ないですがこんなところでしょうか。 あくまで個人の経験によるものですが、あまり言及されることがないので書いてみました。
持ち物とはまったく関係ないですが、カンファレンス終了後やスタッフ打ち上げを終えて帰るときに「1年後にまた会いましょう」とスタッフ同士言い合って解散するのがとても好きです。1年待たずして再会することもありますが(笑)
今年も「1年後にまた会いましょう」と笑って言えるように、スタッフとして参加者の方が楽しめるカンファレンスになるようがんばります。
きんきょうほうこく
こんにちは、れれのーとです。
と、あいさつした方がやっぱり調子が出るなぁと思いました。こんにちは。 ひさしぶりの更新なので近況報告をつらつらとやりたいと思います。
転職しました
8月からスタートアップで働いています。 退職エントリを書こうかとも思ったのですが、ここ数回は特に書いていなかったのと前職について下手に触れると「こんぷらいあんすがー」となりそうなのでまあいいかーと。サービス志向のジェネラリストタイプなことを買っていただいたと思っているので、自分が役に立てる場所はどこかなーという感じで手探りしつつ日々お勤めしております。Ruby on Railsチュートリアルすすめながらgitのコマンド叩いたときはひさしぶりにエンジニアっぽいと思いました。
そうそう、Rubyを使う会社に入社しました。さよならPHP、さよならJava。
Macを使うことが多くなりました(ただし会社のみ)
転職を機に会社でMacを使うようになりました。また、入社前に自分でもMBPを買ってみました。最初の2週間くらいは少々戸惑いましたが、設定を変更したりしたこともあって、思ったよりすぐに慣れました。会社ではMac+Realforce+Logicoolのマウスで作業していますがそこまで苦戦することもなく快適です(たまにControlとOptionとCommandを間違えますが)。 自分で買った方は15インチで重く、ターミナルでコマンド叩きたい時以外はSurface Pro 4を開いていることが多いです。顔認証に慣れてしまうとパスワードや指紋は面倒になってしまいというのもあり。家にいる場合、MBPは気合が入っている時以外はあまり開いていないことに気づきました(汗
イカやってます
スプラトゥーン2は楽しいです。スプラトゥーン2は楽しいです。 大事なことなので2回言いました。なおWii Uは持っていないので今作からです。 ちなみに、うちのイカちゃんがいちばんかわいい。
定期健診の大切さを思い知る
先月の有給休暇中、半年ぶりに歯医者さんへ行ったところ今までポスターでしか見たことのないような、非常に大きな虫歯が見つかりました。 もうちょっと遅かったら手遅れだったそうです。これからは特に痛みや染みることがなくても3ヶ月ごとに歯医者さんへ行こうと心に固く決めました。
そろそろアレやります
4月にお流れにした時に「5月くらいでー」とか言っていたら秋近くになっていました。 9月か10月くらいにソフトドリンクエンジニアの集いをひさしぶりにやろうかともくろんでいます。 お知らせはtwitterで。
タイトルをもどしました
気まぐれで「れれろぐ」にしましたが、やはり気まぐれで「れれのーと」にもどしました。 前回は「はいぱー」だったので今回は「うるとら」をつけています。 れれのーとのれれのーとをこれからもどうぞよろしくお願いします。
2017年も宜しくお願い申し上げます
2016年の総まとめ記事を書こう書こうと思っていたら明けちゃった(๑´ڡ`๑)
2017年もどうぞよろしくお願いします。
Hello KUSANAGI! 初めてのKUSANAGIでWordPressを構築してみたレポート
この記事は KUSANAGI Advent Calendar 2016 17日目のエントリです。 kusanagi.tokyo
ちょっとしたツイートをきっかけに「書いてみませんか?」というオファーをいただいて参戦しました、れれのーとです。 今回はアドベントカレンダー駆動構築ということで、KUSANAGIさんとWordPressを構築するまでの様子をレポートします。
そもそもKUSANAGIとは
プライム・ストラテジー株式会社が開発している超高速なWordPressの仮想マシン。 なるほど仮想マシン?使ってみたいけどどうするの?なんか買うの?と思ったら、各種クラウドサービス、VPSサービスで使うことができるんですってよ奥さん。 kusanagi.tokyo
対応サービスが多かったので迷いましたが、今回は手元にさくらのクラウドのクーポンがあったのでそちらにお世話になります。
チャレンジ用環境の準備をする
だいたいこんな流れでさくらのクラウドの会員とクーポンの利用登録。
- クラウドサービスの利用者としての会員登録をする
- ユーザアカウントを作成する
- クレジットカードを登録する
- 使用するクーポンを設定する
これでクーポンを適用できたぞ。さくらさんありがとう。 ここまでが前準備で、次からはいよいよKUSANAGIさんとの対面準備へ。
KUSANAGI×WordPressのセットアップ
仮想マシンを作成する
サーバ追加するときのディスクイメージ選択で「パッケージ」を選択すると「KUSANAGI」がリストに出てくるので選択。 そこから先はKUSANAGIのサイトに手順が載っているので、手順に従ってサーバを作成。
作成が完了したらコンソールでサーバにログインすると「KUSANAGI」の文字が。 こんにちはKUSANAGIさん、よろしくお願いします。 ここまでの所要時間は2時間くらい。各サービスの料金表比較とアカウント名考えるのに9割ほど使いました。
KUSANAGIの初期設定をする
初期設定手順もKUSANAGIのサイトを見ながら。ここから先はKUSANAGIコマンドを使ってwebサーバの選択や各種パスワードなどの設定を対話式で行っていく。 今回は構築すること自体が目的なので、デフォルトのnginx/HHVMを選択。
ここの設定は5-10分くらいで完了。1時間くらい経過していたのは、部屋がぽかぽかしていて寝落ちしたせい。
KUSANAGIのプロビジョニング
ここもKUSANAGIコマンドで。ドメインなどの設定をしていく。とここで衝撃の事実が判明。
WordPressの印象が強すぎたけどconcreat5などにも対応しているんですね。 今度はWordPress以外でもやってみよう。この手順は数分で完了しました。
WordPressのインストール
設定したFQDNにブラウザでアクセスしたらWordPressのインストール画面がでたー!
ここからは通常のWordPressのインストール手順とほぼ同じなのでぽちぽちして終了。これも数分で完了。 管理画面にアクセスできたところで今回の構築ミッションは完了!お疲れさまでした。
感想
黒い画面で少々タイプすることは必要なものの、ほぼKUSANAGIのサイトに書いてある手順で構築完了。 入力項目が定まっているので、入力項目シートとか用意しておけば(あとサーバさえあれば)本当に短時間で環境構築できちゃいますね。
今回はテスト構築なのでパフォーマンス検証等は行いませんが、最初からもろもろ設定済みの状態でセットアップできるのはありがたい。 「なに?自社のコーポレートサイト作りたい?WordPressがいい?いいけどそれなりのアクセスくるの?チューニングとか必要なんじゃないの?他業務もあるしこっちでやるんだったら優先度低ね!」とか、超申し訳ないなぁと思いつつもそんな感じの対応を取らないといけない場面に遭遇したことが過去にある身としては「設定済みです!」と言い切ってくれているのは本当にありがたくてうれしいです。
業務でWordPressを運用している場合、プラグインを入れるときにセキュリティとか大丈夫かな、と心配したりしたこともある身としてはKUSANAGI Ready プロジェクトの今後の行方も気になるところです。
というキャッチー?な文章でこの記事を締めたいと思います。お付き合いいただきありがとうございました。
「消せる紙」でタスクかんばんはじめました(2011) を当時を思い出しつつあらためて書いてみた
2011年に「消せる紙でタスクかんばんはじめました」という記事を書いて、ちょっと反響があったことがありました。
「れれろぐ」に改名した際に過去記事はすべて削除してしまったのですが、5年経った今でもなお「消せる紙 タスクかんばん」で検索するとB!KUMAで登録された私の記事がトップにでてくる状態なので、探し訪ねてきた方のために当時を思い出しつつあらためて書いてみます。
事の発端
来月からチームタスクを表出させるためにタスクかんばんをやってみない?ってメンバーに言ってみた。
— れれのーと(@rerenote) 2011年7月29日
「タスクかんばんはじめました」
— れれのーと(@rerenote) 2011年8月1日
5年前のツイートでもすぐに探し出せちゃうtwilogってべんり(余談)
かんばん始めた宣言をした日の23:00に「ぼっちなう」とか「アラートメール多い」とか翌日2:00頃に「タクシー」とかツイートしていて複雑な気持ちになりましたが本題から逸れるのでさておいて、そもそも「タスクかんばん」を始めた理由について、当時の私は次のように書いております。
私がリーダーを務めているチームは全員メインプロジェクトがバラバラで、チーム?という状況なのです。 そのような状況のため、プロジェクトタスク優先になりがちでチームタスクを後回しにしがちなのですよね。 うちのチームの場合「チームタスクの後回し=お互いがお互いにフォローできない」ということなので、 一応リーダーとしては「このままじゃちょいとまずい」と思って始めてみました。
当時は自分を含めて4名のチームのリーダーを務めていました。
担当するサービスの数が多く属人化がすすみかけていたこと、各メンバーが孤軍奮闘している状態だったので精神負荷が心配だったということもあり、なんとかしてメンバー同士がフォローできる体制をつくりたい、という気持ちが非常に強かったのではないかと思います(ここらへんはあまりよく覚えてないのですが、自分の傾向からこのように感じていた可能性が非常に高いです)。
それにはまず「誰が何と戦っているか」の情報を見えるようにしないと、それには「タスクかんばん」が有効だろうと思ったわけです。
メンバー全員が使ってくれないと意味がなくなってしまうため、導入前にメンバー1人1人に「タスクかんばんやってみない?」と問いかけました。1人でも渋ったら違う手を考えないとなぁと思いつつ。結果は全員から「やってみる」と回答がありました。こうなったらもうやらない理由はない。
「タスクかんばん」に必要なもの、付箋とそれを貼るスペースです。付箋を何度も剥がしたり貼ったりするので耐久性を考えるとホワイトボードが適任。 しかし、当時のオフィスには執務室内に余っているホワイトボードがなかった。 タスクかんばんがチームに合わない可能性もあるので「手軽にやめられる」ことも重視したい、かんばんのためにホワイトボードを買うことはしたくなかった。 そもそも自席近くにホワイトボードを置くスペースがなかった。
どうにかならないかと見渡したところ、マグネットは使えないけど壁はあった。 この壁を利用してできるだけお金をかけずに作れないかと考えた結果、目を付けたのが当時話題だった「消せる紙」だったわけです。
作ったかんばん
実物を見れば一目瞭然なので、まずはこの写真をどうぞ。
模造紙サイズの消せる紙をマスキングテープで壁に貼り付ける。これだけ。 マスキングテープだから壁をあまり傷めずに済みます。 レイアウト枠もマスキングテープなので、貼り直しOK(少し慎重に剥がす必要はあるけど)。レイアウト変更もどんとこい。
かんばんのレイアウトについてですが、チームに合わせたアレンジを加えています。
導入結果
当時のツイートから(誤字は修正しています)。
そういや、最初に説明してやってみただけだけど、促さなくてもみんなタスクかんばんの前に行くようになってるな…今気づいた。 いやまだ始めて3日しか経ってないんだけど。
タスクかんばんは「Doing」の欄だけちょっとアレンジして、各メンバーの欄を設けた。 チームメンバーが同じプロジェクトに属さないのでここだけアレンジしたのです。 で、やってみてまだ3日目だけど、今までと違うなと思ったのが「1つのタスクに集中すること」が自然とできるなということ。
席を立ってかんばんの前へ移動 →ToDoの中からタスクをえらぶ →Doingの自分の欄に貼る →席に戻る →選んだタスクをやる →終わったら席を立ってかんばんの前へ →Done/Waiting(レビュー待ち)/Pendingに貼る →次のタスクを選ぶ→(くりかえし)というリズムができる。
タスクをやっている途中にちょいちょい割り込みは入る。 でもメインのタスクはこれだよってかんばんが教えてくれるから、メインのタスクを見失わない。 割り込みから新たな作業が生まれたらその作業を付箋に書いてDoingに貼る。 Doing2つになる。でもどちらか1つが終わればDoingは減る。
おそらく大分アレンジした状態での導入ではあるんだが、 割り込み入りまくってDoingにいっぱい付箋が貼られていると、 あれ○○さん、何が起こってるの?って見た人が気付ける。 今まではこんなの気付けなかったんだ。
この他に、かんばんの前で短時間のスタンディングミーティングをして、全員がかんばん全体を見るタイミングを作るようにしたりしました。
最終的にはかんばんの他にA4サイズの消せる紙を追加して、このような形に進化。
後日談(当時の記事には書かれなかったこと)
タスクかんばんを導入したことで誰が何をやっているか、自分が今何に集中しているのかわかるようになったという他に、他部署の人からチームとチームメンバーが何をやっているか(そして、自分が依頼した作業の状況がどうなっているのか)わかるようになった、という感想をいただいたりしました。
導入からしばらくして、チームの仕事内容やスタイルが変わり、私のチームは自然とタスクかんばんから卒業しました。 チームに変化があったからこそ自然に卒業という流れになった、と思っています。だからやってよかった。
最後に
タスクかんばんを始めたいけどエリア確保に困っている方や、タスクかんばんのレイアウト(5年前と比べると今では探せば多く出てきますが)を見てみたい方など、何かのきっかけでこの記事にたどり着いた方に、この記事が少しでもお役に立てばよいなぁと願いつつ。 自分としても振り返りのきっかけになったので、たまにはこういう記事もよいかもね、なんて思いました。